三井住友ビジネスカードをマネーフォワードクラウド会計にどうやって連携させるか。
やり方をまとめてみました。

三井住友ビジネスオーナーズとは
三井住友ビジネスオーナーズとは、法人代表者と個人事業主をターゲットにしているビジネス用のクレジットカードで、三井住友カードが発行しているものです。
三井住友ビジネスオーナーズの特徴としては、以下が挙げられます。
・年会費永年無料(ゴールドは除く)。
・入会審査〜カード発行までの流れが迅速(1週間ぐらいで届きます)。
・設立間もない法人でも発行してもらえる。
私は個人事業主と合同会社の代表社員を兼ねていますので、個人事業主と法人それぞれで三井住友ビジネスオーナーズを保有しています。
三井住友ビジネスオーナーズを発行する3つのメリット
三井住友ビジネスオーナーズを発行するメリットは3つあると考えています。
1つ目は資金繰りが楽になることです。
下の図を見てみてください。

三井住友ビジネスオーナーズを使って商品を購入した場合、その場で現金を支払う必要はありません。
後払いでOKです。カード会社が指定した振込み期限までに口座にお金を入れておけば問題ないのです。
そして、三井住友ビジネスオーナーズは2つの支払いタイミングを用意してくれています。
・15日締め翌月10日引き落とし
・月末締め翌月26日引き落とし
いずれも約1ヶ月後に引き落としがされるので、資金に余裕を持たせることができます。
そのため、資金繰りがかなり楽になります。
ちなみに私は「月末締め翌月26日引き落とし」を選択しています。
2つ目はプライベートとビジネスの入出金を明確に区別できることです。
プライベートとビジネスの入出金を分けることで、帳簿作成にかかる時間を激減させることができます。
仮にプライベートとビジネスの入出金を分けていない場合、どの費用がビジネスで使った費用なのかを思い出すだけでも時間がかかってしまいます。また、プライベートの経費を誤って帳簿へ入力してしまうことも考えられます。
上記のことで時間が取られていたらもったいないですよね。
プライベートとビジネスの入出金は最初から明確に分けておくことをオススメします。
3つ目は現金を持ち歩かなくていいこと。
キャッシュレス決済がようやく普及してきましたので、私は現金をほとんど持ち歩いていません。
ビジネスで発生した費用は全てこの三井住友ビジネスオーナーズで決済しています。
三井住友ビジネスオーナーズをMFクラウド会計に連動させてみる
三井住友ビジネスオーナーズをマネーフォワードクラウド会計に連動させる方法をご説明します。
ここでは法人を前提にマネーフォワードクラウド会計でご説明します(マネーフォワードクラウド確定申告(個人事業主用)でも全く同じ方法で連動させることができるので、ご安心ください)。
①データ連携>新規登録をクリックします。

②検索ボックスで「三井住友カード」と検索し、IDとパスワード(Vpassの登録が必要)を入力します。入力後に連携登録のボタンを押します。

③登録されるとデータ連携>登録済一覧に三井住友カードが表示されます。

別のカードを連携させたい場合は、①〜③の手順を繰り返せばOKです。
カード明細の情報をMFクラウド会計の帳簿に反映させよう
三井住友ビジネスオーナーズとマネーフォワードクラウド会計の連携登録が出来ました。
ここからどのように会計帳簿へ反映させるか。以下手順をご覧ください。
①データ連携>登録済一覧をクリックし「連携サービスの選択」をクリック。

②三井住友カード「オーナーズV NL」「ご本人/代表会員 オーナーズV NL」を選択します。
両方チェックを入れておけば大丈夫です。
それぞれどのような機能を果たすかは、別記事で後日ご説明いたします。
別記事はコチラからどうぞ。

③ホーム画面に戻ります。
上手く連携出来ていれば、ホーム画面に「三井住友カード」が追加されています。
赤枠部分で囲っている「再取得」というボタンをクリックします。

④未仕訳があると「未仕訳」ボタンが赤く表示されます。
赤く表示されている=計上すべき仕訳がある、ということなので、ボタンを押して仕訳計上を行いましょう(グレーの状態だとボタンを押すことが出来ません)。
これでカード明細の情報が会計帳簿に反映されました。
編集後記
来年8月に独立予定の元監査法人の後輩から、開業祝いを渡したい、とLINEをいただきました。
日本酒を送ってくれるとのことで、大変嬉しく思います。こういったつながりに感謝です。