あれから7年経ったのか、ということについて書いてみたいと思います。
あれから7年とは?
ブログのタイトル、小見出しにも書いた「あれから7年」。
これは公認会計士試験の二次試験の合格発表日から7年が経過した、という意味を指します。
久しぶりに予備校の友人とご飯を食べる機会があり、そんな話をしていました。
ちょうどこの前、令和4年公認会計士試験の合格発表がありましたね。
合格された皆様、本当におめでとうございます。
私が合格した年次は新型コロナウイルスが流行する前だったので、財務局に合格発表の掲示がありました。
朝、実家から電車に乗って大阪の近畿財務局まで足を運んだのを覚えています。
合格発表の掲示を見て、自分の番号を確認した時は思わず号泣してしまいました。
その光景は今でも鮮明に記憶しています。
合格してから7年間
公認会計士の独占業務は監査です。
公認会計士以外の業務は(言い方は大変悪いのは承知の上ですが)後からでも経験できると思い、まずは独占業務である監査業務を経験してみようと思い、関西から関東に来て監査法人に就職しました。
監査法人では辛いこともありましたが、皆さんとても良い方で人に恵まれたと思います。
もともと独立したかったこと、税務をやりたかったことから、監査法人の面接の時にその旨を伝えていました。そんな私を採用してくれて、とても感謝しています。
監査法人では4年ほどお世話になりましたが、どうしても税務をやりたかったので、税理士法人に転職をしました。
税理士法人では2年間税務の経験をさせていただきました。
もう少しいられるかなと思いましたが、かなりの激務で身体が持たないな、と思ったことと、独立したい気持ちが出てきたので、2年で退職しました。
合格してからのキャリア
合格してからのキャリアは色々あります。
公認会計士に合格すると色々な選択肢があるので、どのキャリアを選択するか、かなり悩むと思います。
ここで私のキャリアを改めて記載したいと思います。
私は新卒で就職をしたため、まずは独占業務の監査を経験しようと思い、監査法人に入所する洗濯をしました。
監査法人に入ってよかったな、と思うところは以下の点です。
・先輩、同期、後輩とのネットワークを構築することができる。
・補修所に行きやすい(当時は対面でのゼミがあり、その後飲み会が開催されていた。こういうのが意外と大事。)。
・休みが多い(おかげで色々なところに行くことができました)。
・出張が多い(クライアントによりますが)。
・修了考査前に休みをいただける(有給を組み合わせるとその月は1週間ぐらいしか働いていませんでした)。
一般企業や監査法人以外のプロフェッショナルファームに勤務していたらこの様なメリットは享受できなかったと思います。
一方で、自己研鑽を怠ることで自らの能力が陳腐化してしまうリスクがあるので、その点だけ注意が必要です。試験に合格したからといって自己研鑽を怠ると、どんどん知識が陳腐化していきます。
税理士法人は監査法人よりもハードでしたが、学ぶことは多かったです。
実務家としての能力をさらに鍛えてもらったと思います。
特に監査法人では会計ソフトを使って仕訳を計上することや、税金計算は行うことはありません(というかできません)。
自分自身の手で仕訳を計上する、税金計算をしたうえで税金関連の仕訳を計上する、といったことや申告書を作成することといった経験は監査法人ではできません。
また、計算書類の作成や監査法人対応も経験することができました。
監査法人対応は時間が取られるので「面倒だな」と思う経理の方の気持ちがとても良くわかりました。
私のキャリアは監査法人→税理士法人というものでしたが、参考になる方がいれば幸いです。
編集後記
今日は久しぶりに浜松町へ行きました。
かつて仕事でよく行っていたので、思い出がたくさんあります。
ですが、再開発で新しいビルが色々建っており、以前とはかなり風景が異なっていました。
時が経ったなあ、と改めて感じました。