人と比較することについて書いてみたいと思います。
私の思考のクセ
私は何かにつけて他人と自分を比較する、という厄介な思考のクセがあります。
例えば、自分ができないことをできる人を見て「あの人はできるのに、なぜ自分はできないのだろう」と考えてしまいます。
こういった思考のクセになったのは何が原因か、と言われてもあまり思い出せません。
他人との比較がされやすい環境
例えば、会社では上司から人事評価が行われ、その人事評価に応じて昇格するかどうか、という判断がされます。評価結果が良いと給与や賞与が増加しますし、評価結果が悪いと給与や賞与はそのまま(あるいは減少)です。
一般的に人事評価は会社が定めた一定の基準に到達しているかどうか、という点から行われますが「他の人と比較してどうか」という点からも評価が行われます。
例えば、
・「他の従業員と比較して」その人は与えられた仕事ができるかどうか。
・「他の従業員と比較して」その人は人づきあいが上手かどうか。
・「他の従業員と比較して」協調性があるか。
といった点です。
会社を例にしましたが、学校でも同じ様に「他の人と比較して」どうなのか、という点から評価を受けます。
「あの子はできるのに、なぜあなたは出来ないのか。」
「〇〇とくらべてうちの子は」
等の言葉を受けて育つと、他の人と自分自身を比較する思考のクセがついてしまうのではないか、と推察されます。
人との比較をしても仕方ない
長期間にわたって人と比較をしながら生きてきた人生でしたが、人と比較しても仕方ないな、と思うようになりました。特に独立してからそう思うようになりました。
当たり前ですが、他の人がやりたいことや目標がそのまま自分にフィットするとは限りません。
自分が立てた目標、人生をかけてやりたいことを見つけて、それを達成するためにやるべきことを淡々とやる方が大事です。
考え方は環境によって大きく左右されると思います。
私は組織から出ることで「他の人と比較する」という考え方から解放されました。
ただ、独立してからはお客様から比較されることはあると思います。
その時も動じず、自分が立てた目標や人生をかけてやりたいことを達成するためにやるべきことを淡々とやる、という軸を持って生きていけば良いと思います。
編集後記
昨日は監査法人時代の同期の結婚式に出席しました。
その同期も既に監査法人を退職していますが、結婚式に呼んでくれました。
何年経ってもこうしてお付き合いを続けていただけること、本当に感謝しています。
<過去記事>
人と人との繋がり